新人教育をしていて思うこと

今年、新人ひとりのOJTのトレーナーをして欲しいと会社から依頼されたのでやっています。その新人を見ていて思うことを書きたいと思います。もちろん私のスキル不足の面が多々あると思いますがそこは一旦、棚に上げます。

◼失敗をおそれすぎ
失敗を恐れすぎるあまりに前に進めなかったりすることがあります。分からないながらもどんどん進めてみていっぱい失敗して欲しいです。私は新人は失敗するものだと思ってあるので失敗しても怒ることはありません。もし、自分の指示通りに進めないと怒ったり小さな失敗で怒る先輩がいたら器の小さなやつだと思ってもいいと思います。

◼成果物はさくっと早く出して欲しい
長時間悩んで進めないよりも、自分がだいたいこうかなと思う内容で成果物をさくっと早く作成中してチェック依頼を出して欲しいです。出来てきた成果物があれば何が分からなかったのか一目瞭然だし、後どれだけ直せば完成できるのかも分かりやすいです。長時間悩んでも完璧なものはできないし、チェックする方もなかなかできないこないと心配になります。

◼納期は守りましょう
私は作業の中盤くらいで、後どれくらいでできそうか聞いていますが、新人が答えた終了予定日に終わったことがありません。無理な納期で終わるように依頼しているわけではなく、自分で決めた予定日は必ず守るようにして欲しいです。仕方ないかと反省せずいるようでは成長することはなく、納期が守れない人は信用できません。しっかりとどうすれば予定通り終わるのか考え抜き、終わらなかったときは、何故終わらなかったのかしっかり分析して欲しいです。

◼世界を見て欲しい
世界というのはおおげさですが、20代前半ですごい技術を持っていたり、起業していたりする人はざらにいます。若いうちにその人達と自分との圧倒的な差に気付き、差を埋める努力をすべきだと思います。そうすることで30代、40代になっても後悔することは少ないと思います。これは私がもっとやっておけば良かったと後悔している面でもあります。