はじめまして愛しています(第一話)で泣いてしまった。

梅田美奈(尾野真千子)と梅田信次(江口洋介)が夫婦で、美奈の夢が叶うまで子どもをつくらないという約束をしていたが、美奈自身も夢をあきらめようかと考えているときに、育児放棄され、家から逃げ出してきた男の子が現れたのがきっかけで、第一話の最後には、その男の子との特別養子縁組をくむ決心をするところで終わります。

 

話の最初の方はストーリーも知らなかったので、「つまらなそうなドラマが始まったな」「タイトルからしてどうせ妻が浮気をするやつだろう」とか思っていなかったのですが、物語の中盤まで観ても全然その気配がなく、惹き込まれていきました。そこへ虐待されて一人で取り残された家から逃げてきた男の子が登場し、「ああ、この子を愛する話なんだ」と理解しました。話の最後に何も話さなかった男の子が美奈と一緒にピアノを弾いている姿を見て泣きました。

 

江口洋介と尾野真千子の演技が素晴らしく、ノンフィクションを観ているかのように惹きこまれます。

 

すでに視聴率やキャストを見て批判をする記事が出ていましたが、ぜひとも途中で終わることなく、最後の話まで続けて欲しいと思います。