のぼうの城や村上海賊の娘を読んでいて感じる、和田竜が考えるリーダとはおおらかさではないかと思います。
普段は小さなことを気にせず、部下に対しても細かいことは言わず、おおらかにどんと構えているリーダが生き生きと登場します。
それは、のぼうの城であれば、主人公の成田長親であり、村上海賊の娘では主人公の父親である村上武吉です。
普段から細かいことを部下に言っていると緊張してしまい、肝心なときに力を発揮できないと武吉は考えているようです。
歴史小説は現代の自分の仕事に役立ちそうな内容が満載されています。